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README.md

ドキュメント体系

本リポジトリのドキュメントは 読み手抽象度 の 2 軸で構成される。 本書はその全体像と、各ドキュメントの役割・依存関係・更新ルールを示す。

利用者・運用者向けの主要文書はルートの README.md からも辿れる。


原則

  1. 日本語が正 — すべての公式ドキュメントは日本語で書かれ、これが 仕様・設計の正典。実装やコメントとの間に齟齬があれば、文書側を正と みなして実装を直す(または文書を意図的に更新する)。
  2. 上流が下流を拘束する — 要件 → 仕様 → 設計 → 実行計画 は厳密な 階層関係にあり、下流が上流に矛盾してはならない。
  3. 読み手で分離する — 利用者・運用者は「使うために必要なもの」、 開発者・メンテナは「作る/直すために必要なもの」を読む。 両者に同じ文書を要求しない。

抽象度の階層

要件 → 仕様 → 設計 → 実行計画 の流れに沿って書く。下に行くほど具体になる。

┌─────────────────────────────────────────────────────────────┐
│ requirements.md  ── 何を解くか (スコープ / 機能・非機能要件) │  上流
└─────────────────────────────────────────────────────────────┘
                            ▼
┌─────────────────────────────────────────────────────────────┐
│ spec/spec.md     ── 外からどう見えるか (MCP ツール契約)      │
└─────────────────────────────────────────────────────────────┘
                            ▼
┌─────────────────────────────────────────────────────────────┐
│ design/design.md ── 内部でどう実現するか (アーキテクチャ)    │
└─────────────────────────────────────────────────────────────┘
                            ▼
┌─────────────────────────────────────────────────────────────┐
│ tasks/task.md    ── どの順で作るか (WBS タスク一覧)          │  下流
└─────────────────────────────────────────────────────────────┘

重要な決定 は ADR (Architecture Decision Records) として adr/ に時系列で保存する。設計を変えるときは、設計書本体に 加えて ADR を追加する。


読み手別の文書一覧

利用者・運用者向け

サーバを使う・運用する人がまず読む。実装の中身は前提にしない。

文書 役割 いつ読む
installation.md 導入・初期設定 はじめて入れるとき
operations.md 常設運用・同期戦略・監視 常駐で動かすとき
distribution.md 配布方針(どの形態で入れて、どこから繋ぐか) 構成を選ぶとき
spec/spec.md 外部仕様(ツール入出力・エラー・設定・性能) クライアント実装/結合のとき
usage-for-llm.md LLM 向け利用ガイダンス(capability discovery 文言の原本) LLM 側のプロンプト/挙動を理解したいとき
agent-sequence.md エージェント連携シーケンス spec/spec.md / usage-for-llm.md を読むときの補助線

開発者・メンテナ向け

コードを書く・変える人が読む。本リポジトリで作業する前提を共有する。

文書 役割 いつ読む
requirements.md 要件(何を解くか) スコープを判断するとき
design/design.md 内部設計(アーキテクチャと決定事項) 構造に触れる変更のとき
release.md リリース手順(タグ push で GitHub Actions が自動公開) 版を切るとき
tasks/task.md 実行計画(WBS タスク一覧と状態) 次に何をやるか決めるとき

Architecture Decision Records

文書 内容
adr/0001-mcp-framework-selection.md MCP フレームワーク選定 — 公式 mcp Python SDK

更新ルール

上流が変われば下流の整合性を必ず確認する。逆方向(下流から上流への こっそりとした書き換え)は禁止。

  • 要件を変える → 仕様・設計・実行計画の影響箇所を更新する
  • 仕様を変える → 設計・実装・テスト・実行計画を更新する
  • 設計を変える → ADR を追加し、設計書本体と実装を更新する
  • タスクを変える → 実行計画(tasks/task.md)のみ。 仕様・設計を触らずにタスクだけ書き換える場合は、その変更が上流に 矛盾しないことを確認する

利用者・運用者向けの文書(installation.md / operations.md / distribution.md)は、仕様・設計の変更が利用体験に影響する場合に 合わせて更新する。